2013-05-08

Hibernate のソースや Doc をまじめに読んでみる (1)

以前,見よう見まねで手元で Hibernate を動かしてみようとやってみたのですが,
まじめにちゃんと使いこなそうと思ったので,勉強メモをつけ始めようと思います.
3回くらいで終わってたら察してください.
現時点では, Hibernate 4.1.12.Final を元に記事を書いていきます. Update した時には都度書きます.

ということで,まず本当に基本的なところから.
http://docs.jboss.org/hibernate/orm/4.1/quickstart/en-US/html/ch01.html

tgz ファイルでパッケージをダウンロードし,解凍するとこんなディレクトリ構成になっている.
changelog.txt
documentation
hibernate_logo.gif
lgpl.txt
lib
project
このうち,勿論ソースが入っているのは lib ディレクトリの下.

envers
jpa
optional
required
で,必要最低限必要になるライブラリは required ディレクトリ下に入っている.
jpa ディレクトリの下にあるライブラリが JPA (Java Persistence API) の Hibernate 実装を決めている.
envers はちょっとわからないので省略.
optional っていうのは追加的な機能を利用するときに使うんだろうけど,それもおいおいわかるものでしょう,と.
で,大元に戻って project ディレクトリに行くと,その下にソースとかバイナリファイルがあるわけですね.
で, hibernate-core プロジェクトは,そもそもの Hibernate の API とか hbm.xml のフォーマットなどを決めている.
hibernate-entitymanager プロジェクトが JPA の実装をしている. hibernate-core プロジェクトに依存.
他にもあるけど,ひとまずこの2つが重要そう…

いかん,全然わかってない,っぽい書きっぷり.

2013-03-22

大学に入るまでと,大学に入ったあと

去年まで,名の通った予備校のスタッフとして働いていたんだけど,
そんな去年の3月,受験を1年後に控えた高校2年生40人くらいを前に,僕は最後の勤務を迎えて.
最後に生徒に伝えたことを,改めて書いておこうと.

ひとつは,受験生として1年間「大学の名前にこだわってほしい」こと.
受験が,高校生にとって必要なものかは,僕は当時もわかんなかったし,
いまでも分からない.
受験に注ぐエネルギーで,もっと他のことが出来るかもしれない.
でも,受験を経て,他では得られない経験値を手に入れることもあるだろう.
どっちが偉いでも,かっこいいでもないと思う.
でも,受験をするって決めたんだったら,とことんやってみようよ,と.
受験するって決めて,その受験に一生懸命になれない人が,
他の何かで,力を出し切れるわけがない.
厳しい道でも,自分の決めた目標に,強くこだわって欲しい,と伝えた.

そしてもうひとつ,大学に入ったら「大学の名前にはこだわらないでほしい」こと.
それが,僕が伝えたことだった.
君たちが1年間,もしくは2年間懸命に目指して手に入れた学歴というブランドは,
入った瞬間,意味がなくなるんだと.
今の僕に言わせれば,むしろ自分から良い意味で学歴の壁を崩せば良いとさえ思う.
予備校の職員がこんなことを言って良かったかは今でもわからないけど,
僕はこのことを,高校2年生だった彼らに伝えたかった.

僕は大学生になってから,お寿司屋さんのフロアや,洋服屋さんの店員もやってきた.
きまって,「そんな頭がいいのに,なんでこんなところにいるの?」と言われた.
僕に言わせれば,軽々とフロアの客誘導をするおばちゃんや,
寸分の狂いもなくジーンズを畳むお姉さんの方が,
僕のウン百倍も能力を持った,頭のいい人間だった.

昔の恋人は,志望する大学を共有し,一緒に目指した仲だった.
僕が負けないようについていったのに,気づけば僕が合格し,
彼女は併願した大学に進学することになった.その大学で,あれもこれもそれもと,
千手観音のようにいろんな活動に手を出して,
全部やり切っちゃうようなスーパーウーマンだった.
きっと,社会人になった今もそうだろう.
それでも,僕の前で「あーあ,お前の大学行きたかったなぁ」って,
そんなんじゃなくてもっと上品な口調だったけど,そう言っていた.
なんで僕が合格したんだろうって思ったことばかりだった.

自分が必死こいて入った大学だったけど,
おもいっきり僕を失望させてくれる人間もたくさんいた.
自分が望んだゼミで,提出物も出さなければ遅刻して平気な人間も,
単位の取得に他人の力しかアテに出来ない人間も,
教室をありえないくらい散らかす人間もいた.

関係ないんだ,どれだけ力を注いだとしても,受験でどんだけがんばったかなんて.
受験を頑張った子たちには,そのことに早く気づいて貰いたい.
もちろん,僕のおせっかいなんて関係ない人が,ほとんどだろうけど.
頑張って念願かなった人も,
惜しくも持てる力を発揮しきれなかった人も,
そんなの関係なしで,自分がかっこいいと思う生き方を
すればいいと思うんだよね.
脳ミソは鍛えればどれだけでも強くなるし,
まだ会ったことのない人,見たことのない景色が,世界にはたくさん広がっている.
それを信じて,大学の4年間を自由に過ごしてほしいな,という気持ちを込めて
生徒に話しかけた…つもり.どれだけ伝わったかは知らないけど.

さて,去年面倒見ていた彼らは,どうなったのかな.

2013-02-20

【#wbc2013】World Baseball Classic は「世界最大のエキシビジョンマッチ」という捉え方

2013年の World Baseball Classic (WBC) 日本代表のロースター28人が決定となった.
これを機に,今回の WBC に対する僕のスタンスを述べておきたい.

マー君ら侍28人決定/WBCメンバー (日刊スポーツ)

それは,「WBC は世界最大のエキシビジョンマッチである」ということだ.

World Baseball Classic の 「Classic」という言葉について,米球界に疎い人ならピンと来ないだろうが,Major League Baseball において,夏のオールスターゲームは「Mid-Summer Classic」という.つまり,「World Baseball Classic」は,「世界で一番強いチームを選び出す」ことが目的なのではなく,世界の一流が「集うこと」に意味がある.世界一を決めるのが WBC の目的なら, WBC は 「World Baseball Series」となっただろう. (もちろん,「World Series」を開催する MLB がそんなことをするのはありえない.)

そもそも WBC を MLB が開催するのは,これまでになかった地域での野球熱の開拓や,世界各地に散らばるメジャーリーガー予備軍に,メジャーリーグへのあこがれを強めさせるという役割を この大会に期待しているからだ.
現に,第3回となる今回の WBC は参加国がこれまでの16カ国から28カ国へと飛躍的に増加した.しかも,選手の所属国に関する規定もオリンピックやサッカーの FIFA World Cup と比べるとおどろくほど緩く,「両親のどちらかの出身国であること」でその国の代表に選ばれることもある.
現に,中日ドラゴンズの二軍投手である小川龍也投手は,この規定のためにフィリピン代表として WBC 予選で登板している.
中日小川にWBCフィリピン代表オファー (日刊スポーツ)
名の売れたメジャーリーガーを野球途上国の代表にすることで,その国の野球レベルを上げること,野球への注目をあつめることができるのだ.
そして,メジャーリーガー予備軍のメジャーへのあこがれを喚起するという WBC の役割と機能は,日本人なら誰にでもピンとくるだろう.
第1回の WBC では西武ライオンズの松坂大輔が好投し,自身の市場価値を一気に上げて,同年オフに合計1億ドルの大型契約をボストン・レッドソックスと結んだ.
第2回の WBC では,ダルビッシュ有にメジャーのスカウトが群がった.それまで「自分はメジャーに行くなら野球を辞める」とまで語った男がその意志を裏返すこととなったきっかけのひとつに WBC があることは,本人が何と言おうと否定にはならなさそうだ.

今回の WBC に際して,多くの日本人メジャーリーガーが 日本代表選出を辞退した.しかしそれは「すべてのメジャーリーガー」ではない.実際に上原浩治は「選ばれれば参加する」意思があることを,オフに出演した生放送のテレビ番組で語っていた.

つまり,WBC は「野球世界一を決める大会」ではないのである.
これが,私が 「WBC はエキシビジョンマッチ」と思う第一の理由である.

長くなったので,稿を改める.

2013-01-31

【思ったこと】運命は信じるためにある,という話

ほとんど読まれていない当ブログにおいて,検索でヒットするような記事でもないのを書く意味があるかと言われると多分ないのだけど,備忘.

今日,昼ごはんを買いに,オフィスフロアからエレベーターを待っていたときのこと.
僕のオフィスのエレベーターホールからは青い空と東京スカイツリーが見えるのだけど,それを見て思い出したこと.

運命っていうのは,信じるためにあるんだな,と.

僕が就活をしていて,ある会社の最終面接にたどり着いたときのこと.
僕はその会社のある店舗でアルバイトをしていたこともあり,その会社のことは好きだったんだけど,実際に正社員として働くことは,あまりイメージも情熱も持てていなかった.
でも,最終面接まで来たのだから,「ここから1時間は,この会社で働いた時の自分に目一杯期待して喋ろう」なんて思った.
実際には結構散々な面接になって,受付を出て,エレベーターを待っていた.
そのエレベーターホールからも,綺麗な青空と,東京タワーが見えた.
東京タワーは結構近くて,数週間前の震災で曲がった先端もよくわかった.

それを見て,「もうこの景色も見れなくなっちゃうのかな」なんて思った.
僕はこの某ビル街に来るのが結構好きだったので,なんか寂しかった.

数日後,不採用のお知らせが来た.どこかホッとしたのと同時に,あの景色が見られないことの寂しさも覚えた.


それから数週間後,今働いている会社の役員面接がやってきた.
この面接を通れば,最後は社長面接.実質最大のハードルは,この役員面接だった.
僕は,就活当時からこの会社のことが好きだった.他の企業の選考も残っているが,この会社の内定で就活を終えようと思っていた.

役員に,想いはバッチリ届いた.はじめて,そんな手応えがある面接をすることができた.
おっしゃ,いける!そんな時に,今日目にしたのと同じ空を見ていた.スカイツリーはまだ建設途中だったが.

「僕はまたここに来るんだな.来年も,再来年も,今度は仕事をしに,ここに来るんだな」って思った.それを信じて止まなかった.

結局,社長との面接もパスし,毎日,このビルに通って仕事をしている.


運命ってのは,信じるためにあるもんなんだな,きっと.

2013-01-13

【休日】神宮外苑サイクリングセンターで自転車未経験の身から脱却!

自転車に乗れるようになる!



どうも,ご無沙汰しております. Mura-Mi です.
最近就活に関する記事ばっかり書いているんですが,ちょっとテイストを変えてみようかと思います.

実は私,自転車に乗れないのです.
詳しい説明は省くのですが,小学生の頃に自転車に乗る必要に全く駆られたことがなかったのです.確かに7歳のころに自転車に乗る練習はしていたのですが,いきなり補助輪ナシという親からのムチャぶりに耐えられず,気づけば自転車は自宅の倉庫の奥底に眠ってしまいました.

で,社会人になるに際し,勤務先の近くに住むことになったのです.
昨年4月からの1年間の住まいは勤務先まで徒歩10分だったので頑張って歩いていたのですが,この3月から徒歩15分から20分かかる場所に住むことになったのです.さすがに歩くにも色々大変だし,かと言って地下鉄で1駅や2駅だから電車賃ももったいないなぁ,と思って至った結論が自転車でした.

でも,周りの公園でメガネのお兄さんが自転車で四苦八苦しているのが見られるのは恥ずかしいし,かと言って会社まで補助輪付きの自転車で通勤するわけには,もちろん行きません.解決策を探していました.

探し出した「自転車乗り方教室」

「探し出した」と言っても一発ググっただけなのですが.「自転車 乗れるようになる」とググると,何件かのブログで紹介されていたのが以下.
神宮外苑サイクリングコース
ヤクルトスワローズの本拠地としてお馴染みの神宮外苑なのですが,実は日曜と祝日はサイクリングコースとなっているのです.自分は平日に野球観戦に行ったことしかなかったので,知りませんでした.
そしてこの神宮外苑サイクリングコースでは,「自転車乗り方講座」があり,老若男女誰でも申し込めて,習得の早い人なら2〜3時間で乗りこなせるようになるとあるのだから,行ってみない手はありません.ちなみにこれ,無料です.

実際に行ってみた

整理券は朝8時から配布.正直に言うと寝坊したのですが,9時20分くらいに到着してもラクラク参加出来ました.

まぁ,まずはこんな申込用紙を書いて…


さぁ,教室が行われている会場へ行ってみようε≡≡ヘ( ´Д`)ノ



とまぁ,想像通り,子供だらけだったのですがね(^_^;)
小学校の低学年くらいと思しき子どもたちが6人と,この2010年に歳男となるメガネ男子が一緒にチャリの講習会を受けるというのは,外から見るとかなり異質だったんでしょうね…
外から教室の風景を眺める,ご両親かと思われる方々の視線がきつい…

とまぁ,実際にはあんまり気にならなかったのですがね.
で,この自転車教室,なにやら変なのです.




の自転車にもペダルがない!どんな講習が行われるのでしょうか…

意外とスラスラいけた!

まずはこのペダル無し自転車にまたがって走るところから始まります.このペダル無し自転車は,足が地面にしっかり着く高さにサドルが調整されています.
まずはこの自転車に乗り,地面を両足で蹴り,バランスを取って10秒くらい前に進むというのが第1関門のようです.なるほど,自転車は,漕ぐ乗り物ではなく,乗っかる乗り物なわけです.
これで合格が出ると,右足のペダルのみが付けられます.自転車に乗って右足でペダルを踏み込んで,同じように惰性だけで前に進むということ.ペダルが付いたので,大体20秒弱は進めました.
で,最後にペダルを両方つける.こうなるともうこっちのもの.普通に漕げるようになるわけです.

で,結局1時間弱で「サイクリングコースで練習してこい!」とインストラクターのおじさんに教室から追い出されたのでした.

サイクリングコースは,1周で1.2kmほどだそうで.途中でバッティングセンターで遊んでもいましたが,10周くらい走った頃には,それなりに形になるような走りにはなりました.
それでも,ちょっと公道を走るのは怖いんですがね.こればっかりは慣れなのでしょうか.

なかなか良い場所だった

ロードバイクを飛ばしているアスリートっぽい人もいたのですが,大半は親子連れ.自転車の乗り方教室 (実は別の場所にも教室があった) に習いに来ているちびっ子もいましたが,自分のマウンテンバイクで慣れた走りを見せる子も多かったですね.
東京は狭い道も多いので,そう気軽にサイクリングなんていうのも危ないと思う親もいるかと思うのですが,たしかにこういう場所があるのは安心なんだろうな,と思いました.

ということで,これからもちょくちょく「自転車トピック」のブログ書こうかな…